組合員の方へ

2017年1月25日発行 84号

2017年01月25日 (水)

直面する諸問題に、最適解への着実な一歩を
原田理事長年頭挨拶

 新年明けましておめでとうございます。

 組合員の皆様ならびにご家族の皆様におかれましては、穏やかな中に希望に満ちた平成29年の新春をお迎えのことと謹んでお慶びを申し上げます。

 皆様方には、日頃から東京都飲食業生活衛生同業組合の諸活動に深いご理解と温かいご協力を賜っておりますことに対しまして、心から厚く御礼申しあげます。

 昨年を振り返りますと、政治的には世界各国で大方の予想を覆すような驚きの結果が発生いたしました。

 経済面では、余剰マネーの移動により株価や為替の大きな変動などがあり、振り幅の大きい不安定な一年となりました。

 本年も、恐らく国際政治の大きな動きが金融市場を揺さぶる場面などがあるのではないかと懸念しておりまが、我が国の政治は、政権が安定しているため、いたずらに動揺することもなく直面する諸問題にじっくりと取り組んでいただけるものと信じております。

 国の政策であるアベノミクスの推進により、経済刺激策に力を注いで戴いており、一定の効果を上げてはおりますが、私たちの料理飲食業関連業界では、目に見えて好転しているという実感に乏しく、まだまだ遠い存在であると感じざるを得ません。

 このように、私たちの業界を取り巻く経済環境や営業活動面においてはたいへん厳しく、当面の打開策に四苦八苦しているのが現実です。

 更には、喫緊の課題として、経営者の高齢化問題、後継者難、人手不足の影響等々による休・廃業等の増加が追い打ちを掛けております。

 加えて、二〇二〇年の東京オリンピック・パラリンピックの開催では、諸外国から来訪する外国人への対応として、禁煙・分煙問題が大きな波となって押し寄せてきています。

 我々の業界の大部分の事業所は、店舗規模や構造的に見てもこの禁煙・分煙問題について、すぐに対処できるような規模の店舗は少なく、条例等での指導が決まったとしても、すぐに対処することが極めて困難んであると謂わざるを得ない現状があります。

 このように多くの問題が山積している中、東京都飲食業生活衛生同業組合としては、志を同じくする組合員にとっての最善の策を選択することが、大きな使命であると考え、役員一同が諸問題の解決に向けて全力で取り組んで参る所存です。

 また、本年は当組合の役員改選期となっております。組合の存在感を高めるとともに、厳しい経済状況の中での方向性を決める大切な改選ですので、組合員の皆様のご協力を心よりお願い申しあげます。

 最後になりますが、新たな一年が各支部ならびに組合員の皆様にとって幸多き年でありますよう、心からご祈念申しあげ、新年の挨拶といたします。

原田理事長